エムティ精工株式会社
企業広報部
日本 NMT 7006 ACDGC/P4A 精密アンギュラ玉軸受 25° 高負荷 D 型 C 級測定荷重 単体ペアリング可能 P4A 等級
1 製品型式・寸法荷重・技術仕様
完全型式:7006 ACDGC/P4A
型式記号解説
7006:70 シリーズ精密アンギュラ玉軸受基本寸法;
ACD:25° 接触角、高負荷 D 型形状;
GC:C 級測定荷重規格、ペアリング予圧対応;
P4A:P4A 超高精密公差等級。
標準寸法パラメータ
内径 d:30 mm
外径 D:55 mm
幅 B:13 mm
接触角:25 °
性能データ
基本動定格荷重 Cr:13.8 kN
基本静定格荷重 C0r:7.65 kN
回転数案内:実現可能回転数について SKF へお問合せください
製品全仕様
接触方式:標準 2 点接触
列数:1(単体軸受)
輪構造:一体型内輪および外輪
内部設計:高負荷 D 型最適化設計
現地ペアリング:可、背面合わせ (<>)、正面合わせ (><)、直列 (>>)
組合配置:無し(単体出荷、現地組合せ)
予圧基準:測定荷重、C 級
公差等級:P4A 精密級
素材:軸受鋼
コーティング:無し
シール:無シール開放型
初期潤滑材:無し、潤滑システム現場選定
新品指標炭素フットプリント:0.41 kg CO₂e
製品正味質量:0.11kg
eClass コード:23-05-08-04
UNSPSC コード:31171531
回転数注記:25° 大接触角により軸負荷耐力・剛性に優れる。D 型構造は転動体の負荷域を最適化し、中回転で軸荷重が大きい用途に適合。C 級測定荷重は軽・標準予圧ペアリングに適応、B 級グループと比較して隙間幅が広く、単体から DB/DF/DT 各レイアウトへ自由組合せ可能。
2 製品構造・運転特長
日本 NMT 7006 ACDGC/P4A は 7006 サイズ 25° 高負荷 D 型単体精密アンギュラ玉軸受、一体型軸受鋼輪を採用。D 型形状は転動体と軌道の接触形態を改善し、定格荷重とモーメント耐力を向上。
単体別出荷仕様、工場にて C 級測定荷重で管理され、同一ロット内寸法ばらつきが管理範囲内で、必要に応じ現地で背面合わせ・正面合わせ・直列 2 連セットに組立可能。無シール開放構造はオイルエア潤滑・高速グリスに対応、内部に潤滑剤は充填されていません。
軸受鋼素材は剛性・耐摩耗性に優れ負荷安定性が良好。25° 接触角は小角度仕様と比較し軸剛性が高く、軸荷重比率が大きくモーメント負荷を受ける主軸に適す。C 級測定荷重は隙間領域が広めで、温度上昇があり微量膨張余裕を確保したい環境に適合。DB 背面合わせはモーメント耐力向上、DF 正面合わせは芯出し精度重視、DT 直列は一方向大軸荷重用と用途に応じ組合形式選定可。
3 核心性能メリット
1. 高負荷 D 型形状+25° 接触角:軸剛性が高く定格荷重が大きく、転倒モーメント耐性に優れる。
2. C 級測定荷重規格:適度な隙間範囲、温度上昇中程度の環境に適応、現地 2 連組合せ自由度が高い。
3. 軸受鋼母材:硬度が高く耐摩耗性に優れ、中高負荷の長時間連続運転に適合。
4. P4A 精密等級:回転振れを厳格に制御、長期安定した精密加工運転を実現。
5. 無シール開放構造:シール摩擦損失なし、放熱性良好、オイルエア潤滑システムに完全適合。
5 組立仕様・使用基準
5.1 組立環境・操作規範
P4A 高精度軸受は防塵クリーン環境で組立を実施。軸、ハウジング嵌合面のバリ・異物を完全除去。制御熱嵌め工法推奨、軸受端面・軌道を直接叩くこと禁止。2 連ペアリング時は同一製造ロット品を優先使用し予圧の均一性を確保。
5.2 組合形式・予圧説明
単体別供給のため組合レイアウトを現地で構成。C 級測定荷重は軽予圧・標準予圧仕様に適する。DB 背面合わせはモーメント耐性が最良;DF 正面合わせは組立同軸誤差を補償;DT 直列は持続的一方向軸荷重のみに適用。ロックナットと間座により予圧量を調整する。
5.3 潤滑マッチング方案
軸受内部に事前潤滑剤なし。長時間連続高速加工はオイルエア潤滑推奨;間欠加工には高品質高速グリスを使用。異種潤滑剤の混合を禁止。潤滑配管を定期保守し異物の軌道侵入を防止。
5.4 回転数パラメータ備考
限界回転数参考値は SKF より取得してください。軸受鋼は負荷能力に優れるが、持続高速運転時に十分な潤滑と放熱対策を確保する必要があります。
6 日常メンテナンス・トラブル診断
組立完了後段階的な低速慣らし運転を実施し温度・振動を監視、安定確認後に定格回転で稼働させる。開放型は防塵・耐切削液機能を持たないため加工現場で外部シールを追加設置。
安定給油を維持し軌道面に完全な潤滑膜を形成。温度異常上昇、振動増大、周期的異音が発生した場合、組合形式、予圧荷重、組立同軸度、潤滑状態、異物混入を順次確認。長時間衝撃過負荷を回避する。