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2026-08-14

エムティ精工株式会社
企業広報部

日本 NMT 7006 ACEGA/HCP4AL1 精密アンギュラ玉軸受 25° 高速 E 型 複合材料製 無シール単体主軸軸受

1 製品型式・寸法荷重・技術仕様

完全型式:7006 ACEGA/HCP4AL1

型式記号解説

7006:70 シリーズ精密アンギュラ玉軸受基準外形寸法;

AC:25° 接触角;

EGA:高速 E 型内部軌道形状、測定荷重による A 級予圧規格;

HC:複合材料軸受;

P4A:P4A 超高精密公差等級;

L1:荷重測定管理仕様。

標準寸法パラメータ

内径 d:30 mm

外径 D:55 mm

幅 B:13 mm

接触角:25 °

性能データ

基本動定格荷重 Cr:8.84 kN

基本静定格荷重 C0r:5 kN

回転数備考:達成可能回転数について SKF より参照データを取得してください。

製品全仕様

接触方式:標準 2 点接触

軸受列数:1(単体独立軸受ユニット)

輪構造:一体型内輪および外輪

内部設計:高速 E 型最適化設計

組合せ対応:可、背中合わせ (<>)、向かい合わせ (><)、直列 (>>) に対応

組合配置:無し(単体出荷、現場組合せ)

予圧仕様:測定荷重管理、A 級

公差等級:P4A 精密級

素材:複合材料

コーティング:無し

シール:無シール開放型

初期潤滑材:無し、組立時に潤滑供給

特長:直接オイルエア潤滑に適合

新品指標炭素フットプリント:0.4 kg CO₂e

製品正味質量:0.107 kg

eClass コード:23-05-08-03

備考:25° 接触角により軸方向負荷能力を確保。高速 E 型軌道は高速回転時の摩擦発熱を抑制。複合材料輪は軽量で熱安定性に優れる。単体で出荷、工場事前組合せ無し。主軸設計に応じ 3 種類の配置を自由に選定可能。A 級予圧は実測荷重で管理し予圧精度が安定。開放構造によりオイルエア潤滑剤を直接軌道へ供給可能。グリス無充填のため集中潤滑システムが必須。開放型に防塵機能がないため装置側に防塵シールを設置する必要がある。

2 製品構造・運転特長

日本 NMT 7006 ACEGA/HCP4AL1 は 7006 サイズ 25° 高速 E 型複合材料製精密アンギュラ玉単体軸受。一体型複合材料輪に精密軌道仕上げ加工を実施。高速 E 型構造は高速回転時の摩擦発熱低減を目的に最適化、25° 接触角により半径荷重と双方向軸荷重を同時に支持可能。

無シール開放構造は流路が確保され、オイルエア潤滑剤を直接転動接触部へ送り込み冷却効果を高める。軸受は単体で出荷、工場での事前組合せを実施していない。お客様は主軸剛性や荷重方向に合わせ、背中合わせ・向かい合わせ・直列の各種支持構成を現場で組立可能。

A 級予圧は測定荷重方式で管理され、組立時に軸方向予圧量を高精度に設定できる。複合材料採用により従来の軸受鋼より軽量化を実現、温度変化が緩やかで小型高速主軸の軽量設計に適する。

3 核心性能メリット

1. 25° 接触角+高速 E 型軌道:高速発熱が少なく、半径・軸負荷を均衡的に受け持ち長時間高速連続運転に適す。

2. P4A 超高精密等級:回転振れを厳しく管理、主軸の長期加工精度を維持。

3. 一体型複合材料輪:軽量で熱安定性に優れ、軽量高速主軸に最適。

4. 複数組合せ方式に対応:3 種配置を自由選択、多様な主軸構造に適応。

5. 実測荷重による A 級予圧:予圧特性のばらつきが小さく組立調整が容易。

6. 直接オイルエア潤滑に最適化、開放通路により高速時の潤滑・冷却性能を十分発揮。

5 組立仕様・使用基準

5.1 組立環境・操作規範

P4A 高精度軸受は防塵クリーンルーム内で組立を実施。軸、ハウジング嵌合面のバリ・異物を完全除去。制御熱嵌め組立を推奨、軸受輪や転動体を直接叩くことを禁止。単体軸受を複数個組合せる場合、同一ロット品の使用を推奨し精度の一致性を確保。

5.2 組合せと予圧説明

単体軸受のため工場既定の組合せ形式はなく、3 種配置を現場で構成可能。A 級予圧は実測荷重を基準とし、組立時に設計荷重に合わせ間座を選定し予圧設定を行う。配置ごとに剛性、モーメント耐力、軸荷重許容量が異なるため設計段階で十分検証する。

5.3 潤滑マッチング方案

事前潤滑剤無充填。直接供給式オイルエア潤滑を優先採用し高速性能を最大限活用。間欠低速運転時は高速グリスを使用可能だが、連続高速運転はオイルエア潤滑を推奨。異種潤滑剤の混合を避け、供給配管を定期点検する。

5.4 回転数パラメータ備考

限界回転数参考データは SKF へ照会し取得。高速運転時は温度上昇を厳しく管理し、潤滑冷却を安定維持、実負荷に応じ安全余裕を確保する。

6 日常メンテナンス・トラブル診断

組立完了後、多段階低速から段階的昇速慣らし運転を実施。温度上昇と振動が安定した後に定格回転へ移行。開放型軸受に防塵機能が無いため装置にラビリンスまたは接触式防塵シールを装備する。

潤滑剤を安定供給し、ドライ摩擦による軌道損傷を防止。異常昇温、振動増大、運転異音が発生した場合、潤滑供給状況、組立同軸度、予圧量、運転負荷、防塵シール状態を順次確認。