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2026-08-14

エムティ精工株式会社
企業広報部

日本 NMT 7009 CE/HCP4ADT 精密アンギュラ玉軸受 25° ハイブリッドセラミック 無シール単体主軸軸受

1 製品型式・記号解説

型式:7009 CE/HCP4ADT

記号定義

7009:70 シリーズ軽量型精密アンギュラ玉軸受基本寸法

CE:25° 接触角

HC:ハイブリッドセラミック(鋼輪+窒化ケイ素セラミックボール)

P4A:精密公差等級 P4A

DT:組合せ可能単体、荷重選別グレード

主要寸法

内径 d:45 mm

外径 D:75 mm

幅 B:16 mm

接触角:25°

構造:単列無シール単体軸受

転動体:窒化ケイ素(Si₃N₄)セラミック玉

輪素材:高炭素クロム軸受鋼

出荷形態:単体ばら出荷、現場 DB/DF/DT 組合せ対応

予圧区分:DT 荷重選別仕様、シムにより予圧調整可能

初期潤滑剤:無し

コーティング:無し

備考:定格荷重・限界回転数の公式資料は SKF へご請求ください。

製品全仕様

接触方式:2 点接触

軸受列数:1(単体軸受)

組合せ対応:可、背中合わせ (<>)、向かい合わせ (><)、直列 (>>)

工場事前組合せ:無し(単体ばら出荷)

精度等級:P4A 精密級

素材:軸受鋼内外輪+窒化ケイ素セラミック転動体(ハイブリッドセラミック軸受)

シール:無シール開放型

備考:25° 接触角は軸方向負荷に優れ、半径+軸方向複合荷重に適応。セラミック玉は密度が低く、高速時の遠心力を低減し軌道面応力・発熱を抑制。絶縁特性によりモータ主軸の電食を防止。単体ばら出荷のため主軸受力に合わせ 2 連支持構造を設計可能。DT 荷重選別品は組立時予圧調整が容易。開放構造はシール抵抗なし、オイルエア潤滑に適合。内蔵潤滑剤なし、独立潤滑システム必須。開放型に防塵機能なし、機械側にラビリンスまたはエアカーテン防塵設置。セラミック玉は脆性が高く組立時衝撃禁止。2 連組合せは同一ロット推奨。

2 製品構造・運転特長

日本 NMT 7009 CE/HCP4ADT は 7009 サイズ 25° ハイブリッドセラミック高速精密アンギュラ玉軸受。内外輪は良質軸受鋼を超精密研削、高純度窒化ケイ素セラミック玉を採用。25° 接触角により軸方向負荷耐力を強化。セラミック玉の軽量化により限界回転速度が大きく向上、絶縁機能を備え各種高速モータ主軸に広く採用される。

ハイブリッド構造は鋼輪の靭性とセラミック玉の高速特性を両立し、全鋼軸受より耐疲労性・低温発熱性に優れる。工場事前組合せ無しの単体仕様で DB・DF・直列の 2 連構成を自由選定可能。荷重選別 DT グレードで間座・シムによる予圧調整が簡便。低摩擦開放仕様は高回転・軸荷重大きく電食対策が必要な精密主軸ユニットに活用される。

3 核心性能メリット

1. 25° 接触角:軸方向負荷容量に優れ、半径・軸方向複合荷重に対応。

2. HC ハイブリッドセラミック構造:窒化ケイ素玉は軽量、遠心力低減、耐熱・絶縁性を持ちモータ主軸の電食を防止。

3. P4A 精密等級:回転振れを厳しく管理し長期加工精度を維持。

4. DT 荷重選別 単体自由組合設計:DB/DF/DT 各種 2 連レイアウト対応、予圧調整容易。

5. 無シール開放構造:シールによる動力損失なし、オイルエア高速潤滑に適合。

5 組立仕様・使用基準

5.1 組立環境・操作規範

P4A 精密ハイブリッドセラミック軸受は防塵クリーンルーム環境で組立。軸・ハウジング嵌合面のバリ、金属異物を完全除去。制御熱嵌め組立推奨、軸受輪・セラミック玉を直接叩くこと厳禁。セラミック転動体は脆性のため衝撃負荷を避ける。2 連組合せは同一ロット品を選定し特性ばらつきを抑制。

5.2 組合せと予圧説明

単体軸受のため工場組合せは無し。2 連・多連構成および目標予圧力は現場間座・調整シムで設定。DT 選別グレードは参考基準に過ぎず、組立後主軸軸方向剛性測定により実予圧確認推奨。セラミック軸受は過大予圧に敏感、発熱や転動体損傷の原因となるため回避。

5.3 潤滑マッチング方案

事前潤滑剤無充填。間欠高速運転にはセラミック軸受専用高速主軸グリスを使用。長時間連続高速運転はオイルエア潤滑を優先し摩擦熱を除去。異種潤滑剤混合禁止、配管定期点検。硬質固体添加剤入り潤滑剤は推奨しない。

5.4 回転数パラメータ備考

定格荷重・限界回転数データは SKF より取得。ハイブリッドセラミック仕様は同サイズ全鋼軸受より DN 値が高いが、負荷・冷却条件に応じ安全余裕を確保、高負荷時回転数を低下。

6 日常メンテナンス・トラブル診断

組立完了後多段階低速慣らし運転を実施、温度上昇・振動安定後に定格回転へ昇速。開放型軸受に内蔵防塵なし、機械側にラビリンスまたはエアカーテン防塵装置を設置。

潤滑を安定供給しドライ摩擦を禁止。異常昇温、異音、振動急増発生時、潤滑供給、組立同軸度、予圧シム厚、負荷、防塵装置を順次点検。セラミック軸受の異音は転動体衝撃損傷を重点確認。