エムティ精工株式会社
企業広報部
日本エムティーNMT KDN.K02508XP0K 四点接触薄肉軸受 – コンパクト精密設計に最適な選択
現代の精密機械やロボット関節設計において、スペースと性能のトレードオフは永遠の課題です。日本エムティー(NMT)KDN.K02508XP0K四点接触玉軸受は、薄型設計と高い耐荷重性・剛性を両立し、エンジニアにエレガントで効率的なソリューションを提供します。
製品概要
KDN.K02508XP0Kは等断面薄肉四点接触玉軸受(X型) です。その中核となる設計理念は、内径が増加しても横断面が一定に保たれるという点にあります。これにより、小型協働ロボットアームから大型重量物マニピュレータに至るまで、異なる関節サイズで同一の薄型軸受ソリューションを採用でき、ハウジング溝加工や検査工程を大幅に簡素化します。
基本寸法:
内径(d):25 mm
外径(D):41 mm
幅(B):8 mm(ラジアル断面:8 mm)
接触角:30°
列数:単列
性能データ:
限界回転数:4,060 r/min
基本動定格荷重:4.89 kN
基本静定格荷重:4.55 kN
技術的特徴
1. 四点接触設計 – 包括的な荷重対応
X型四点接触玉軸受として、KDN.K02508XP0Kはラジアル荷重、両方向アキシアル荷重、モーメント荷重を同時に支持できます。単一の軸受で、正面組合せや背面組合せのアンギュラ玉軸受を代替可能で、よりコンパクトな構造を実現します。ボールと軌道が四点で接触するため、あらゆる荷重方向で安定した動作を保証します。
2. 等断面薄肉 – 究極のコンパクト性
「内径が増加しても単一の横断面が一定に保たれる」という設計原則に基づき、本軸受は内径25 mmでわずか8 mmのラジアルスペースしか必要としません。2列アンギュラ玉軸受と比較して、必要なアキシアルスペースが大幅に削減されます。軽量、低摩擦、高剛性、高回転精度を兼ね備え、スペースが制約される用途に最適です。
3. 精密製造 – 信頼性と耐久性
軸受鋼を採用し、保持架は真鍮または非金属複合材料から選択可能です。オープンタイプ設計で、シールなし、コーティングなし、潤滑剤なし(必要に応じてカスタマイズ可能)とし、ユーザーが実際の運転条件に基づいて潤滑ソリューションを柔軟に設定できます。正味重量は約0.1 kgで、メートル法測定システムに準拠しています。
4. 環境配慮
本製品の指標的カーボンフットプリントは0.37 kg CO₂eであり、持続可能な開発へのNMTのコミットメントを示しています。
アプリケーションシーン
薄肉・軽量・高耐荷重性を活かし、KDN.K02508XP0Kは以下の分野で幅広く使用されています:
産業用ロボット関節:手首、肘、肩など狭小スペース
工作機械・精密機器:高速スピンドル、ロータリーテーブル
医療機器:手術用ロボット、画像診断装置
衛星・航空宇宙:軽量高精度メカニズム
光学・検査機器:精密位置決めステージ
マテリアルハンドリング・自動化システム
NMTを選ぶ理由
日本エムティー(NMT)は精密軸受業界で卓越した評価を得ています。軌道曲率とボール径の比率を最適化することで、NMTの等断面薄肉軸受は、その薄型外観からは想像を超える剛性を実現しています。NMTは保持架設計も最適化しており、頻繁な始動停止、往復揺動、瞬間過負荷などの代表的な運転条件に対応するため、精密に計算されたポケット形状とクリアランスにより、高速運転時の振動と騒音を効果的に抑制します。さらに、NMTは低粒子潤滑ソリューションや特殊表面処理プロセスも開発し、長期使用にわたる安定した性能を確保しています。
NMTを選ぶことは、単なる軸受の選択ではなく、設備の長期的な信頼性への投資です。